買う・食べる|第4回

和歌山市への移住を考えるとき、
「やっぱり車がないと暮らせないのかな?」
と不安になる人は多いと思います。
確かに和歌山は車を使う人が多い地域です。
スーパー、病院、ショッピングセンター、直売所。
車があれば行動範囲が広がり、暮らしが便利になるのは間違いありません。
でも、
「車がなければ生活できない」
というわけではありません。
大切なのは、
車を持つかどうかより、どこに住むか。
今回は「買い物」という視点から、和歌山市で車なし生活ができるのかを考えてみます。
結論|住む場所を選べば車なしでも暮らせる
先に結論を言うと、
和歌山市でも、住む場所を選べば車なし生活は可能です。
ただし、
「どこに住んでも同じように便利」
ではありません。
スーパーまで徒歩5分の家と、
スーパーまで車で10分かかる家では、
車なし生活の難しさはまったく違います。
つまり、
家を決めてから買い物方法を考えるのではなく、買い物しやすい場所に家を決める。
これが、車なし生活ではとても重要になります。
スーパーまで徒歩10分以内ならかなり楽
車なし生活を考えるなら、最初に確認したいのが、
スーパーまでの距離です。
個人的には、
徒歩10分程度まで
を一つの目安にするといいと思います。
もちろん15分でも歩けます。
ただし、
真夏。
雨の日。
冬の寒い日。
重い飲料やお米を買った日。
こうしたことを考えると、
毎日の買い物では「少し近い」ことがかなり大切です。
地図では近く見えても、
実際に歩いてみると意外と遠いこともあります。
移住候補地を見に行くなら、
一度、家からスーパーまで実際に歩いてみる。
これはぜひおすすめしたい方法です。
自転車が使えると一気に便利になる
車は使わないけれど、自転車は使える。
この場合、和歌山市での買い物はかなり楽になります。
徒歩では15~20分かかるスーパーでも、
自転車なら数分。
少し離れたドラッグストアやコンビニにも行きやすくなります。
買い物かごや前後の荷台を使えば、
食料品もある程度まとめて運べます。
つまり和歌山市では、
「車なし=徒歩だけ」
と考えないことも大切です。
徒歩+自転車。
必要なときだけバスやタクシー。
この組み合わせなら、生活できる地域はかなり増えます。
車なしなら「店がまとまっている地域」が便利
もう一つ大切なのが、
スーパーだけを見るのではなく、周辺に何があるかを見ること。
例えば、
スーパー。
ドラッグストア。
コンビニ。
病院。
銀行やATM。
飲食店。
こうした施設が徒歩圏や自転車圏にまとまっていると、かなり便利です。
逆に、
スーパーは近いけれど、
病院は遠い。
ドラッグストアは反対方向。
銀行へ行くには車が必要。
となると、車なし生活は少し大変になります。
だから住む場所を選ぶときは、
一つのお店ではなく、「生活圏全体」を見る。
これが大事です。
和歌山駅周辺は車なし生活と相性がいい
車を持たないなら、
和歌山駅周辺のように、
交通機関や商業施設が比較的集まっている地域は候補になります。
駅を利用しやすく、
買い物や飲食にも困りにくい。
さらに大阪方面へ電車で移動することもできます。
「和歌山に住むけれど、大阪にも時々出たい」
という人には、
駅へのアクセスを重視する価値があります。
ただし駅に近くなるほど、家賃や住宅価格とのバランスも考える必要があります。
便利さを取るか。
広さを取るか。
静かさを取るか。
このあたりは、移住する人によって正解が違います。
南海和歌山市駅周辺も検討しやすい
もう一つ候補になるのが、
南海和歌山市駅周辺。
駅を中心に生活施設がまとまりやすく、
電車やバスを利用した生活もしやすい地域です。
大阪・難波方面へ出る場合も南海電鉄が利用できます。
車なし生活では、
「普段の買い物」+「公共交通」
をセットで考えることが重要です。
スーパーだけ近くても、
移動手段がなければ行動範囲が狭くなります。
逆に駅やバス停が近ければ、
車がなくても生活の選択肢を増やせます。
スーパーの近くに住むという考え方
家探しというと、
駅。
学校。
職場。
病院。
などを基準にする人が多いと思います。
でも50代以降の暮らしを考えるなら、
スーパーの近さもかなり重要です。
食料品はほぼ毎週買います。
場合によっては週に何度も行きます。
だから、
スーパーまで徒歩5分。
スーパーまで徒歩20分。
この差は、毎日の生活ではかなり大きいです。
さらに年齢を重ねた先まで考えると、
「今は車で行けるから大丈夫」
だけではなく、
「将来、車に乗らなくなっても暮らせるか」
という視点も持っておくと安心です。
50代からなら「将来の車なし」も考えておきたい
今は車を運転できても、
10年後。
20年後。
同じように車を使っているとは限りません。
そのため移住先を選ぶときは、
今便利かどうかだけではなく、将来車を使わなくなったときどうなるか。
ここまで考えておくと、住み替えのリスクを減らせます。
例えば、
スーパーまで歩ける。
病院も近い。
バス停がある。
自転車でも移動できる。
こうした環境なら、
年齢を重ねても暮らしを続けやすくなります。
和歌山移住を「数年間住んでみる」ではなく、
これから長く暮らす場所
として考えるなら、とても大切なポイントです。
大型店や直売所は車がある方が便利
一方で、車なし生活にも弱点はあります。
例えば、
大型ショッピングセンターへ行く。
農産物直売所へ行く。
郊外のお店へ行く。
大量の水やお米を買う。
家具や家電を買う。
こうした場面では、やはり車が便利です。
でも、毎日行く場所ではありません。
つまり、
日常生活は車なし。必要な日だけ別の移動手段を使う。
という考え方もできます。
タクシー。
レンタカー。
カーシェア。
家族の車。
ネットスーパーや宅配。
「車を持たない=一切車を使わない」
ではありません。
必要なときだけ使う方法もあります。
ネット通販や宅配を組み合わせればさらに楽
今は、
水。
お米。
トイレットペーパー。
洗剤。
ペットボトル飲料。
など、重いものやかさばるものをネット通販で買うこともできます。
そうすると普段スーパーで買うのは、
野菜。
肉。
魚。
牛乳。
惣菜。
などの生鮮食品が中心になります。
車なし生活では、
「全部自分で運ぶ」から「運んでもらうものを分ける」
へ考え方を変えると、負担をかなり減らせます。
これは50代以降の暮らしにも相性がいい方法です。
移住前にやってほしい「買い物シミュレーション」
移住候補の家を見つけたら、ぜひ一度やってほしいことがあります。
それが、
買い物シミュレーションです。
Googleマップを見るだけではなく、
実際にその家の周辺を歩いてみます。
そして、
「スーパーまで何分?」
「途中に坂はある?」
「歩道はある?」
「夜でも歩けそう?」
「ドラッグストアは?」
「病院は?」
「バス停は?」
まで確認します。
さらにスーパーに入り、
「ここで毎週買い物できそうかな?」
と考えてみる。
ここまでやると、
住宅情報だけでは見えなかった暮らしがかなり具体的になります。
「車あり」と「車なし」で住む場所は変わる
和歌山市で家を選ぶ場合、
車を持つ人と持たない人では、住みやすい場所の条件が違います。
車ありなら
郊外も選びやすい。
広い家を選べる。
大型店を使いやすい。
直売所や海・山にも出かけやすい。
一方、
車なしなら
駅やバス停に近い。
スーパーまで徒歩圏。
病院やドラッグストアが近い。
平坦で自転車を使いやすい。
こうした条件を優先した方が暮らしやすくなります。
「どの地域が一番いいか」
ではなく、
自分の移動方法に合った地域を選ぶ。
これが大切です。
和歌山市は「車があると便利、なくても場所次第」
和歌山市で暮らすなら、車があると便利です。
これは間違いありません。
買い物の選択肢も増えますし、
海にも山にも気軽に出かけられます。
でも、
車がなければ和歌山市では暮らせない
と考える必要もありません。
駅やスーパー、病院などが集まる地域を選べば、
徒歩。
自転車。
公共交通。
必要なときだけタクシーやレンタカー。
という生活もできます。
むしろ大切なのは、
車を買うかどうかを先に決めることではなく、自分がどんな生活をしたいかを決めること。
なのだと思います。
まとめ|車なし生活を決めるのは「家の場所」
和歌山市では、
住む場所をきちんと選べば、車なしでも買い物をしながら暮らすことは可能です。
ポイントは、
スーパーまで歩ける。
自転車を使いやすい。
駅やバス停が近い。
ドラッグストアや病院も生活圏にある。
そして、
重いものは宅配を使う。
この条件がそろえば、車への依存はかなり減らせます。
反対に、
郊外の静かな住宅地に住み、
スーパーも病院も離れている。
という場所なら、車があった方が暮らしやすいでしょう。
つまり答えは、
「和歌山市で車なし生活ができるか?」ではありません。
本当に大切なのは、
「車なしで暮らせる場所を選べるか?」
です。
移住先を探すときは、
家の間取りや家賃だけではなく、
玄関を出てからスーパーまでの道も、ぜひ一度歩いてみてください。
その道が、
これからの和歌山暮らしの日常になるかもしれません。
次回予告
次は、
「和歌山の農産物直売所が楽しい|野菜と果物を日常使いする暮らし」
を取り上げます。
桃、みかん、柿、梅などの果物だけでなく、普段の野菜を直売所で買う生活。
観光としての「産直」ではなく、和歌山に住んでいるからできる日常の楽しみ方を紹介します。



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